宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/17 09:21 更新 太陽風は低速です。磁場が南寄りになって磁気圏が活動的になりました。 担当 篠原 280km/秒とかなり低速だった太陽風の速度は、 昨日の午後から少し高まって、 昨夜遅くに330km/秒程度になりました。 その後再び低下して、現在は300km/秒です。 低速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、昨夜遅くに、 5nTから8〜9nTへ小幅ですが強まる変化が発生しています。 その時に磁場の南北成分が南向きに強まり、 -7nTくらいの変化が6時間程続きました。 このため、磁気圏の活動も強まって、 AE指数は900nTの高まりが発生しています。 今朝以降は、磁場は弱い北寄りに変わっていて、 磁気圏は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部にコロナホールはありません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、北西の端(右上)の向こう側で発生した C3.3の小規模フレアが最大の変化です。 その他に、C1〜2の小さいフレアが 3403、3404、3405黒点群で発生しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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