宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/15 08:56 更新 太陽風はより低速になっています。C8.9の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒から320km/秒へ下がり、 より低速の状態になっています。 磁場強度は、4nTから3nTへ下がり、 こちらもより小さくなっています。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤から南寄りに変化していますが、 -2〜-3nTと変化は小さく、 速度も下がっているので磁気圏への影響は小さく、 AE指数は、200〜300nT程度の 小規模の変化が発生している程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが北西側(右上)に進んでいます。 明日くらいから影響がやって来るでしょうか。 太陽は、昨日のニュース以降も穏やかな状態が続いていましたが、 今朝、15日5時半(世界時14日20時半)に、 北東の端(左上)の3405黒点群で、 C8.9の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 このフレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)が太陽の左上に向かって広がっています。 横向きの噴出なので地球への影響はありません。 3405群はこの後も活動を続けるでしょうか。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上に噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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