宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/12 14:31 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度は450km/秒、 磁場強度は6〜7nTと概ね平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部の北側(上)に小さいコロナホールがある様です。 広がりは小さいので、影響は小さそうです。 太陽は、北西側(右上)の3395黒点群で、 昨夕、11日16時(世界時11日7時)に C8.2の小規模フレアが発生し、 以降、この領域でC2〜4の小規模フレアが 数回発生しています。 この後も活動は続くでしょうか。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 11日16時(世界時11日7時)に太陽の左側へ、 11日20時(世界時11日11時)に太陽の右側へ向かう CME(コロナ質量放出)が観測されています。 左側のCMEは、 太陽の東端で発生したプロミネンス噴出によるものです。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 一方、右側のCMEは、太陽の向こう側で発生した現象の様です。 どちらも地球への影響はないでしょう。 噴出がこちら側に向かっていないだけで、 太陽では活動が続いています。 太陽の左側と右側へ向かう2つのCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 東端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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