宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:35)
今日、C5.4の小規模フレアが発生しました。
また、X1.5の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/10 11:30 C5.4
09:16 C4.0
8/ 9 15:54 C5.1
07:43 C4.3
02:52 C8.7
8/ 8 18:08 M3.6
11:28 C5.3
10:33 C3.9
10:07 C4.3
09:39 C4.9
08:50 C8.2
05:31 X1.5
04:37 M1.4
00:39 M1.0
00:11 C4.3

黒点  8/10 (NOAA)
磁場 フレア
3391 1 α ---
3392 1 α ---
3394 11 βγ C9
3395 15 βγ ---
3397 1 α ---
3398 2 α C5
3399 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:26 370 -2.5
-2 h 368 -2.2
-4 h 372 -2.9
-6 h 386 -2.9
-8 h 386 -2.0
-10 h 402 +0.1
-12 h 402 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 12 4x10^2
8/10 28 3x10^3
8/ 9 48 1x10^3
8/ 8 41 6x10^2
8/ 7 5 2x10^2
8/ 6 19 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/ 5 12:41 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も強まっています。
2023/ 8/ 6 13:10 X1.6の大規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わっています。
2023/ 8/ 7 14:09 M5.5の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
2023/ 8/ 8 12:20 X1.5の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速になっています。
2023/ 8/ 9 11:29 太陽風は平均的な速度に戻りかけています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 8/10 14:35 更新
太陽風は低速になっています。太陽は比較的穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は400km/秒台を割り、
最後は370km/秒と低速になっています。
磁場強度は、小幅ですが6nTから4nTへ下がっています。
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。
磁気圏では弱い活動が続いていて、
AE指数は300nT程度の変化が起きています。


太陽は、中心部南西側の3394黒点群でC4.0、
南西の端に達した3398群でC5.4の
小規模フレアが発生しています。

X線グラフの変化は少なくなっていて、
太陽は比較的落ち着いた状態です。

深夜、10日1時(世界時9日16時)に、
太陽の右下側に広がるCME(コロナ質量放出)が発生しました。
太陽のこちら側では特に変化が起きていないので、
向こう側で発生した現象の様です。




台風は通過して、今日の天気は落ち着いています。
休校が前期最後にぶつかってしまったため、
今日はとても慌ただしい状態です。



太陽の向こう側で発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。