宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/ 7 14:09 更新 M5.5の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 昨日紹介したNOAA/SWPCの太陽風予報は、 X1.6フレアのCMEも含めた情報に更新されましたが、 地球へ向かう成分は小さいそうで、 到来は8日15時(世界時8日6時)頃とほとんど変化はなく。 乱れの規模も昨日の予報と同程度となっています。 太陽の北西の端(右上)に達した3386黒点群で、 今日未明、7日3時半(世界時6日18時半)に、 M5.5の中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131とAIA193の動画を掲載します。 茶色の写真のAIA193では、 3386群の領域から下方へ伸びるプロミネンスの筋が フレアとともに右下へ噴き出す様子が見えています。 SOHO衛星LASC C2、C3によると、 太陽の右下に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はないでしょう。 X線グラフの右端では、 M2.4の中規模フレアの高まりが見えています。 このフレアも3386群で発生しています。 太陽風は、370km/秒とやや低速の状態です。 磁場強度は7nTの状態が続いていましたが、 グラフの後半で10nTへの強まりが発生しています。 ここで南北成分が南向きに強まり、 AE指数は700nTの中規模の変化が発生しています。 グラフの最後で南北成分は0nT付近に戻っています。 この後、磁気圏は穏やかになりそうです。 太陽風の乱れは、8日15時(世界時8日6時)頃に到来する可能性があります。 (c) NOAA/SWPC 3386黒点群で発生したM5.5の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右下に噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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