宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/ 4 13:20 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。7月の黒点相対数は 159.1 でした。 担当 篠原 7月の黒点相対数は 159.1 と、WDC-SILSOより発表されています。 6月の163.4に続いて、 24期の最高値である146.1を上回る値になっています。 7月は、1日値の最低値が15日の129と大きくは下がらず、 1か月を通して安定して黒点が現れ続けた様です。 1か月間の動画を見ても、常に多くの黒点が見えています。 参考に、月平均値が今期最高となった6月では、 13日に91に下がっています。 現在の太陽は、 フレアが続いていた3380黒点群が南西の端(右下)に達して、 この後見えなくなります。 昨夜、3日21時(世界時3日12時)に発生したM2.0の中規模フレアが、 今のところ最後のMクラスになっています。 その他の領域では、C2〜3の小規模フレアが発生した程度で、 太陽は穏やかになりそうです。 太陽風は、昨夕、3日18時半(世界時3日9時半)に、 磁場強度が5nTから7nTへ急に強まり、 その後、半日ほどかけて10nTへ強まる変化が発生しています。 変化としては、特に大きいものではありません。 速度は350km/秒前後と低速の状態が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近か北向きに変化しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は一時的に500nTの変化が発生していますが、 その後は変化がなくなっています。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 7月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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