宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 8/ 2 14:43 更新 太陽風磁場の強まりが到来しています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、5nTと平均的な状態だった磁場強度が、 2日1時(世界時1日16時)頃に12nTへ急に強まり、 以降、10nT前後で推移しています。 速度は目立った変化はなく、 380〜400km/秒と平均的な状態です。 7月30日のニュースでお知らせした CME(コロナ質量放出)による太陽風の変化が 予報よりも半日ほど遅くなりましたが、 やって来たのかもしれません。 その場合、太陽から地球まで4日弱かかったことになります。 現在の太陽風の速度を考えると、妥当な範囲だと思います。 磁場の南北成分は、グラフの中盤で弱い南寄りになり、 磁場が強まった後は、北寄りの傾向になっています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 中盤で500nTの変化がしばらく続いていますが、 その後は変化がなくなっています。 現在の磁気圏は穏やかです。 太陽風磁場の強まりはどのくらい続くでしょうか。 太陽は、南西(右下)の3380黒点群の活動が目立っていて、 昨日のニュース以降、 M3.6、M1.5、M1.4、M1.0と 中規模フレアが発生しています。 このため、X線グラフは変化が頻繁に起きています。 太陽の南東の端(左下)の向こう側にも 活動的な領域があるようです。 この後、どの様な黒点が現れるでしょうか。 3080黒点群で発生するフレアの様子。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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