宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:56)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/26 15:24 C5.5
15:07 C5.2
14:09 C9.1
12:58 M1.2
09:26 C5.5
08:41 C4.3
06:09 M1.6
05:26 C4.1
7/25 21:42 C3.2
17:17 C3.2
15:56 C3.9
14:58 C2.6
10:39 M1.5
08:24 C2.3
02:23 C2.5
7/24 16:47 C4.2
12:35 C9.0
10:35 C3.4
09:07 C8.4

黒点  7/26 (NOAA)
磁場 フレア
3373 3 β C3
3376 6 β M2
3377 3 β ---
3378 1 α ---
3379 8 β C8
3380 7 β C9
3381 1 α ---
3382 1 α ---
3383 3 β ---
3384 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:45 484 -6.0
-2 h 499 -9.0
-4 h 501 -2.5
-6 h 496 +1.6
-8 h 506 -3.1
-10 h 373 -3.2
-12 h 373 -5.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 -49 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
7/26 2.7 4x10^2
7/25 7.5 8x10^2
7/24 0.5 4x10^2
7/23 0.5 3x10^2
7/22 0.9 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/21 13:31 太陽風の小規模の乱れが到来しました。現在の太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/22 14:11 太陽風の小規模の乱れが到来しました。M3.1の中規模フレアが発生しました。
2023/ 7/23 14:11 太陽風は平均的な状態です。CMEの発生が続いています。
2023/ 7/24 14:27 太陽風は平均的な状態です。CMEが発生しています。
2023/ 7/25 13:41 太陽風は平均的な状態です。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。
最新のニュース

2023/ 7/26 15:56 更新
CMEによる太陽風の急な変化が到来しました。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

今朝、26日7時(世界時25日22時)に、
太陽風の急な強まりが観測されました。
ACE衛星によると、速度は390km/秒から550km/秒へ、
磁場強度は6nTから15nT程度へそれぞれ高まっています。

速度が500km/秒台まで高まっているので、
24日のニュースでお知らせした、
23日深夜に発生したCME(コロナ質量放出)による乱れが
到来したのかもしれません。
その場合、地球まで2日半くらいかかったことになります。

地磁気観測所のデータを参照すると、
26日7時半(世界時25日22時半)に
磁場の急な強まりが観測されています。

現在の太陽風は、
速度は470km/秒とやや高速くらいに下がっていますが、
磁場強度は10nTに強まった状態です。

磁場の南北成分は、
-5nTを超えるくらいの南向きの変化が頻繁に発生していて、
AE指数は、500〜1000nTくらいの中規模の変化が
連続的に発生しています。

この後、太陽風の強まりは次第に落ち着いて、
穏やかな状態に戻っていくでしょう。


太陽は、南東(左下)の3380黒点群で、
M1.6の中規模フレアやC9.1の小規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
この領域の活動は続くでしょうか。



地上では、26日7時半(世界時25日22時半)に磁場の急な変化が観測されました。
(c) 気象庁地磁気観測所


3380黒点群で発生したM1.6、C9.1のフレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。