宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/25 13:41 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、 平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、 磁気圏は穏やかです。 AE指数は時々変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは特に見えていません。 明日、明後日頃に、 CME(コロナ質量放出)による太陽風の小規模の変化が やって来る可能性がありますが、 それを除くと、太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽では、今日未明、25日3時(世界時24日18時)頃に、 太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが発生しました。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 右下寄りに丸く広がるガスと太陽を中心に丸く広がるガスの 2つが重なっている様にも見えます。 太陽のこちら側では特に変化が起きていないので、 向こう側で発生した現象の様です。 地球への影響はありません。 こちら側では、25日10時半(世界時25日1時半)に、 北西側(右上)の3376黒点群で M1.5の中規模フレアが発生しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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