宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/24 14:27 更新 太陽風は平均的な状態です。CMEが発生しています。 担当 篠原 太陽風は、速度は420km/秒、磁場強度は6nTと、 平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、 昨夜から今朝にかけて南寄りの状態が続き、 AE指数では、500nT程度の中規模の変化が発生しています。 現在の磁場は北向きに切り替わっていて、 磁気圏は穏やかになっています。 太陽では、昨夜遅く、23日23時(世界時23日14時)に、 北西側(右上)の3376黒点群で、 C5.2の小規模フレアが発生しました。 直後に右隣の3372群でC7.4の小規模フレアが発生したので、 X線グラフではこちらのピークの値が示されています。 C5.2フレアの様子をSDO衛星AIA193、131の動画で紹介します。 X線の強まりが長い時間続くタイプのフレアで、 SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、 やや淡いですがCME(コロナ質量放出)が発生しています。 青い写真のC3では、 太陽を囲む様に丸く広がる様子が分かります。 太陽風の乱れは地球へ到来するのではないでしょうか。 NOAA/SWPCの予報では、3日後、27日の朝くらいとのことです。 変化は小規模だと思いますが、 磁場の強まりがやって来て、南向きに強まると、 磁気圏の活動も活発になります。 その後、24日9時(世界時24日0時)に、 中心部北東側(左上)の3379群でC8.4、 24日12日(世界時23日3時)に、 北西の端近くに達した3372群でC9.1 の小規模フレアが発生しています。 3376黒点群で発生したC5.2の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA193、131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽を囲む様に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽風の乱れは、27日の午前中にやってくる可能性があります。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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