宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/21 13:31 更新 太陽風の小規模の乱れが到来しました。現在の太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 深夜、21日1時(世界時20日16時)に、 太陽風の急な変化が観測されました。 太陽風の速度は、360km/秒から440km/秒へ、 磁場強度は、5nTから12nTへ、 それぞれ急に増加しています。 乱れとしては小規模で、 速度はすぐに400km/秒へ下がり、 磁場強度も現在は6nTと平均的な状態に戻っています。 太陽風磁場の南北成分は、 初めは-5nT程度の南向きになりましたが、 その後、北を向く様になっています。 速度もあまり高まらなかったので、磁気圏への影響は小さく、 AE指数は500nTの中規模の変化が一時的に発生した程度です。 CME(コロナ質量放出)は地球に対して 横向きに近い噴出だったので、 やって来た乱れも小規模になった様です。 続いて、19日のニュースでお知らせした 3376群のフレアで発生したCMEの乱れが やって来る可能性があります。 明日にかけて太陽風の次の変化に注目してください。 太陽では、今朝、21日4時班(世界時20日19時半)に 中心付近の3373黒点群でC9.7の小規模フレアが発生しました。 目立つ変化はこの程度で、 その他はC1〜2の小さい活動に留まっています。 GOES衛星SUVI 304で、 南の端近くのプロミネンスのきれいな動きが見えていました。 動画を掲載します。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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