宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/22 14:11 更新 太陽風の小規模の乱れが到来しました。M3.1の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝、22日4時半(世界時21日19時半)に、 DSCOVR衛星で太陽風の変化が観測されました。 速度は370km/秒から400km/秒、 磁場強度は5nTから11nTへそれぞれ高まっています。 19日のニュースでお知らせしたCME(コロナ質量放出) による変化だと思われます。 速度は平均的な状態に高まった程度でしたが、 磁場強度は、その後15nTまで強まり、 南北成分が南向きに変化して、 -15nTに達する強まりが発生しています。 これに関係して、 AE指数では800nTの中規模の変化が発生しています。 太陽風磁場は、現在も8nTと少し強まりが残っていて、 南向きの変化も見られ、 磁気圏はやや活動的な状態が続いている様です。 太陽は、昨日のC9.7以降穏やかな状態が続いていましたが、 22日12時(世界時22日3時)に、 北西(右上)の3372黒点群でM3.1、 続いて、その左下の3373群でM1.0と、 2つの中規模フレアが発生しています。 掲載のX線グラフでは、 右端に近いところに高まりが重なって見えています。 この後の活動は、どのように推移するでしょうか。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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