宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/27 13:47 更新 高速の太陽風が続いています。磁場が南寄りで、磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒と高速の状態で推移しています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、変化は小幅ですが、 南寄りの傾向になっています。 速度が高まっていることもあり、磁気圏はやや活動的になっていて、 AE指数は、500nTを少し超えるくらいの中規模の変化が 繰り返し発生しています。 太陽は、北西(右上)の3340黒点群の活動が目立っていて、 深夜、27日1時(世界時26日16時)にM1.6の中規模フレアと、 その前後に、C7.6、C3.4などの小規模フレアを起こしています。 また、可視光写真では、中心部北東側(左上)で 3354黒点群の発達が目立っています。 昨日からの変化を、SDO衛星の可視写真の動画で紹介します。 この後、フレアを起こすような領域になるでしょうか。 GOES衛星SUVI 304を見ると、 太陽の左上端と左端でプロミネンス噴出が発生しています。 STEREO Ahead衛星COR2では、 この噴出によるのではないかと思われるCME(コロナ質量放出)が 2つ連続して観測されています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はなさそうです。 (c) SDO衛星HMII、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上や左端でプロミネンス噴出が発生しています。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEも2方向に飛び出しています。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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