宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:47)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/27 10:09 C2.9
08:00 C3.6
04:48 C3.4
01:11 M1.6
6/26 21:15 C7.5
20:45 C2.9
15:26 C3.0
12:52 C7.0
11:24 C2.1
10:31 C2.2
06:56 C6.8
05:19 C4.5
6/25 21:04 C8.5
15:58 C6.0
13:16 C2.7
11:15 C2.3
06:10 C4.9
02:28 C3.0
01:03 C2.7

黒点  6/27 (NOAA)
磁場 フレア
3337 1 α C7
3338 2 α C2
3339 10 β C2
3340 22 βγ M2
3341 9 β C9
3345 1 α ---
3347 1 α ---
3348 2 β ---
3351 5 β C3
3354 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 505 +1.1
-2 h 513 -1.8
-4 h 528 -2.3
-6 h 519 +0.4
-8 h 554 -0.9
-10 h 543 -1.2
-12 h 547 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
6/27 0.3 2x10^3
6/26 0.3 1x10^3
6/25 0.4 4x10^3
6/24 0.4 5x10^3
6/23 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/22 12:41 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/23 13:44 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/24 09:29 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少し強まっています。
2023/ 6/25 13:31 太陽風は高速になっています。磁気圏活動が一時的に強まりました。
2023/ 6/26 13:53 高速の太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2023/ 6/27 13:47 更新
高速の太陽風が続いています。磁場が南寄りで、磁気圏もやや活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒と高速の状態で推移しています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、変化は小幅ですが、
南寄りの傾向になっています。
速度が高まっていることもあり、磁気圏はやや活動的になっていて、
AE指数は、500nTを少し超えるくらいの中規模の変化が
繰り返し発生しています。


太陽は、北西(右上)の3340黒点群の活動が目立っていて、
深夜、27日1時(世界時26日16時)にM1.6の中規模フレアと、
その前後に、C7.6、C3.4などの小規模フレアを起こしています。

また、可視光写真では、中心部北東側(左上)で
3354黒点群の発達が目立っています。
昨日からの変化を、SDO衛星の可視写真の動画で紹介します。
この後、フレアを起こすような領域になるでしょうか。

GOES衛星SUVI 304を見ると、
太陽の左上端と左端でプロミネンス噴出が発生しています。
STEREO Ahead衛星COR2では、
この噴出によるのではないかと思われるCME(コロナ質量放出)が
2つ連続して観測されています。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はなさそうです。



3354黒点群のこの1日の発達の様子。
(c) SDO衛星HMII、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上や左端でプロミネンス噴出が発生しています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEも2方向に飛び出しています。
(c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。