宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 6/22 12:41 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 DSCOVR衛星では、450km/秒から470km/秒へ少し高まっています。 一方、ACE衛星では、420km/秒付近で安定しています。 グラフの変化の様子を見ると、 DSCOVR衛星の値は少し不安定かもしれません。 磁場強度は、6〜7nTと少し強めです。 南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、 その後、南向きの変化が発生しています。 このため、AE指数は変化の無い時間帯が続いた後、 グラフの後半で500nTの中規模の変化が発生しています。 全体としては穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 この後、太陽風の速度は下がっていくかもしれません。 太陽は、Xフレアを起こした3341黒点群でM1.1、 中心部北西(右上)の3337群でM1.0の中規模フレアや、 C4〜6の小規模フレアが発生しています。 また、昨夕、21日18時(世界時21日9時)頃に、 北東の端(左上)でプロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、CME(コロナ質量放出)も 太陽の左上に飛び出しています。 可視光写真は、黒点があちこちにあってにぎやかです。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上に飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |