宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:53)
今日、C7.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 12:52 C7.0
11:24 C2.1
10:31 C2.2
06:56 C6.8
05:19 C4.5
6/25 21:04 C8.5
15:58 C6.0
13:16 C2.7
11:15 C2.3
06:10 C4.9
02:28 C3.0
01:03 C2.7
6/24 21:11 M1.1
18:14 C4.1
16:15 C2.4
09:01 C2.7
05:58 C2.7

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
3335 1 α C6
3337 3 α M1
3338 3 β C2
3339 6 β C2
3340 18 βδ C2
3341 5 β C9
3345 1 α ---
3346 2 β ---
3347 2 α ---
3349 2 β ---
3351 3 α ---
3352 3 β ---
3353 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:44 494 -1.5
-2 h 494 +0.5
-4 h 494 -0.3
-6 h 493 +0.4
-8 h 490 +1.0
-10 h 490 +0.9
-12 h 504 -4.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
6/26 0.3 1x10^3
6/25 0.4 4x10^3
6/24 0.4 5x10^3
6/23 0.4 6x10^3
6/22 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/21 14:08 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/22 12:41 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/23 13:44 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/24 09:29 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少し強まっています。
2023/ 6/25 13:31 太陽風は高速になっています。磁気圏活動が一時的に強まりました。
最新のニュース

2023/ 6/26 13:53 更新
高速の太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風は、500km/秒付近の高速の状態が続いています。
磁場強度は、
グラフの中頃までは10nT近くとやや強まっていましたが、
後半は6nTと平均的な値に下がっています。
磁場の強まりは落ち着いたのかもしれません。

磁場の南北成分は、グラフの中盤で南寄りの時間帯があり、
AE指数は800nTの中規模の変化が発生しています。
以降は磁場は0nT付近で小さく変化していて、
AE指数の変化も同様に小さくなっています。


太陽は、中心部南側の3341黒点群でC8.5、
北西の端近く(右上)の3337群でC4.5、C6.8の
小規模フレアが発生しています。

また、C1〜2程度と規模は小さいですが、
北西の3340群でも頻繁にフレアが発生しています。
と書いていると、3340群でC7.0の小規模フレアが発生しました。
X線グラフの最後に見えています。
この後も活動は続くでしょうか。

昨日のニュースで紹介した
太陽の南端のプロミネンス噴出による、
CME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。

特に激しい噴出ではありませんが、
太陽の左下に向かってガスが広がっています。

C3の青い写真の右端に見える明るい星は水星です。



昨日朝のプロミネンス噴出によるCMEの様子。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。