宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:29)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
また、M4.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/24 09:01 C2.5
05:58 C2.7
6/23 18:59 C2.9
12:22 C4.6
08:31 M4.9
6/22 22:22 C3.3
19:47 M1.1
17:18 C4.1
10:03 C6.2
05:42 C5.5
05:10 C4.4
03:10 C2.8
00:34 M1.0

黒点  6/23 (NOAA)
磁場 フレア
3333 5 β ---
3334 3 β C2
3335 9 β C3
3337 6 β M1
3338 4 β C2
3339 9 β ---
3340 12 β M5
3341 7 β M1
3344 2 β ---
3345 5 β ---
3346 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 457 +1.9
-2 h 457 +0.9
-4 h 454 -0.9
-6 h 444 +0.0
-8 h 416 -2.8
-10 h 403 -0.6
-12 h 398 -4.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -10 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
6/24 0.4 5x10^3
6/23 0.4 6x10^3
6/22 0.4 4x10^3
6/21 0.4 6x10^3
6/20 0.3 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/19 13:49 M2.5、M1.4のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/20 13:05 太陽風は平均的な状態で、磁気圏はやや活動的です。
2023/ 6/21 14:08 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/22 12:41 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/23 13:44 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/ 6/24 09:29 更新
太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少し強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒付近で平均的な状態です。
DSCOVR衛星の図では、
後半に450km/秒へ一段上がる変化が見えていますが、
ACE衛星の図では400km/秒付近に留まっています。
小さい差ですが、
測定がやや不安定になっているのかもしれません。

太陽風の磁場強度は、
5nTと平均的な状態から、
グラフの後半で10nTへ強まっています。
磁場だけの変化なのか、速度の高まりが続くのか、
しばらく注目してください。

磁場の南北成分は、
南向きに-5nT程度の変化が頻繁に発生しています。
このため、磁気圏の活動もある程度高まっていて、
AE指数は500nT前後の変化が連続的に発生しています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
この様子から見ると、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、昨日のM4.8以降は目立った変化はなく、
C1〜2の小さいフレアが発生している程度です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。