宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/24 09:29 更新 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少し強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒付近で平均的な状態です。 DSCOVR衛星の図では、 後半に450km/秒へ一段上がる変化が見えていますが、 ACE衛星の図では400km/秒付近に留まっています。 小さい差ですが、 測定がやや不安定になっているのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、 5nTと平均的な状態から、 グラフの後半で10nTへ強まっています。 磁場だけの変化なのか、速度の高まりが続くのか、 しばらく注目してください。 磁場の南北成分は、 南向きに-5nT程度の変化が頻繁に発生しています。 このため、磁気圏の活動もある程度高まっていて、 AE指数は500nT前後の変化が連続的に発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。 この様子から見ると、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、昨日のM4.8以降は目立った変化はなく、 C1〜2の小さいフレアが発生している程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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