宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/25 13:31 更新 太陽風は高速になっています。磁気圏活動が一時的に強まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は450km/秒付近で推移していましたが、 今朝早くに一段高まって、 現在は520km/秒と高速の状態になっています。 磁場強度は、5〜10nTの間をゆっくり変化しています。 磁場の南北成分は、 北向いたり、南を向いたり、ゆっくり変化していましたが、 グラフの後半で、-10nTの南向きの強まりが 4時間ほど発生しています。 この影響で、AE指数は1000nTに達する大きい変化が しばらく発生しています。 現在は磁場の南向きの強まりは終わっているので、 磁気圏も穏やかになっています。 太陽風速度の高まりは、この後どの様に推移するでしょうか。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、速度はゆっくりと下がっています。 太陽は、北西(右上)の3337黒点群でM1.1の中規模フレア 南西(右下)の3335群でC4.9の小規模フレアが発生し、 その他の領域でもC1〜3の小規模フレアが発生しています。 可視光写真では、あちこちに黒点群が見えています。 現在は3340群の活動が目立っている印象です。 引き続き注目して下さい。 また、今日未明から今朝にかけて、 GOES衛星SUVI 304で、 太陽の南東の端(左下)でプロミネンスが きれいに噴き上がる様子が見えていました。 動画を掲載します。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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