宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
また、M2.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/20 12:09 C4.7
09:18 C4.4
02:08 C2.5
01:46 C2.4
01:18 C3.2
6/19 21:06 M1.1
12:37 M1.4
10:48 C6.1
07:27 C2.7
6/18 22:29 M2.5
13:52 C2.5
09:26 M1.3
01:53 C4.4

黒点  6/20 (NOAA)
磁場 フレア
3332 1 α ---
3333 12 βγ ---
3335 22 β C4
3336 7 β M3
3337 1 α ---
3338 10 β C6
3339 1 α C2
3340 6 β C2
3341 2 β M1
3342 5 β C4
3343 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 450 +3.0
-2 h 448 -3.2
-4 h 479 -0.5
-6 h 459 -2.9
-8 h 457 -1.3
-10 h 457 -0.7
-12 h 450 -2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
6/20 0.3 7x10^3
6/19 0.3 8x10^3
6/18 0.4 5x10^3
6/17 0.4 2x10^3
6/16 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/15 12:45 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。小規模フレアが続いています。
2023/ 6/16 14:01 太陽風の速度が600km/秒台に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
2023/ 6/17 13:28 高速の太陽風が続いていますが、速度は少し下がっています。
2023/ 6/18 10:48 高速太陽風は終わりかけています。フィラメント噴出が発生しました。
2023/ 6/19 13:49 M2.5、M1.4のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/ 6/20 13:05 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽風は、昨夜遅くに400km/秒から450km/秒へ速度が少し高まり、
今朝になると400km/秒へ戻る小幅の変化をしています。
速さとしては平均的な状態です。

磁場強度は、5〜8nTの間でゆっくり変化しています。
南北成分はグラフの後半から南寄りで推移していて、
AE指数のグラフは、
後半から300〜600nTの小・中規模の変化が連続しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
注目していたコロナホールは西にだいぶ進んでいます。
影響は見られないままかもしれません。

一方、現在の太陽の中心部にはコロナホールは特になく、
数日先の太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、可視光写真であちこちに黒点が見えていて、
にぎやかになっています。

一方、フレアの発生は、
昨夜、19日21時(世界時19日12時)に、
南東の端(左下)の3341黒点群でM1.1の中規模フレア、
今朝、20日9時(世界時20日0時)に、
南西側(右下)の3342群でC4.4の小規模フレア、
その他に、3340群や3335群で
小さい変化が頻繁に発生しています。

この後はどの様に推移するでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。