宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/19 13:49 更新 M2.5、M1.4のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 昨夜、18日22時半(世界時18日13時半)に、 太陽の南東(左下)の3336黒点群で、 M2.5の中規模フレアが発生しました。 3336群では、昨日の朝のM1.3に続いての Mフレアの発生です。 SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、 CME(コロナ質量放出)は左下に向かって発生しています。 広がりは小さい様で、地球への影響はなさそうです。 また、19日11時(世界時19日時)に、 北東(左上)の3338群で、 C6.0の小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131と193の動画を掲載します。 茶色の写真の193では、 コロナが広い範囲で変化しています。 弱いCMEが発生しているかもしれません。 その場合、太陽の中心に近いので、 太陽風の磁場の乱れなどが到来する可能性があります。 そして、先ほど、19日12時半(世界時19日3時半)に、 南東の端でM1.4の中規模フレアが発生しました。 この領域では、しばらく前から小さい活動が続いていました。 可視光写真では、南東の端に黒点が見え始めていますが、 この領域でしょうか。 太陽風は、昨日の午後に400km/秒まで速度が下がり、 平均的な状態に戻りました。 その後も390km/秒前後で安定した状態が続いています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 磁気圏ではある程度の活動が続いていて、 AE指数は500nT前議の変化が連続しています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが西側に次第に進んでいます。 この後、影響がやって来て、 太陽風速度の高まりが見られるでしょうか。 3336黒点群で発生したM2.5の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下に噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3338群で発生したC6.0の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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