宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:48)
今日、M1.3の中規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/18 09:26 M1.3
01:53 C4.4
6/17 19:30 C3.0
04:55 M1.0
01:03 C1.8
6/16 19:22 M1.0
17:52 C3.5
15:11 C3.2
14:22 M1.0
11:35 C3.5

黒点  6/18 (NOAA)
磁場 フレア
3331 2 α M1
3333 18 β ---
3335 18 βγ C4
3336 5 β M1
3338 6 β M1
3339 1 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:36 487 -0.2
-2 h 502 -1.7
-4 h 504 -2.8
-6 h 528 -2.3
-8 h 530 -1.2
-10 h 538 -1.4
-12 h 555 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -17 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^3
6/18 0.4 5x10^3
6/17 0.4 2x10^3
6/16 0.4 4x10^2
6/15 0.4 3x10^2
6/14 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/13 12:49 太陽風の速度は少し高めです。磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/14 16:36 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
2023/ 6/15 12:45 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。小規模フレアが続いています。
2023/ 6/16 14:01 太陽風の速度が600km/秒台に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
2023/ 6/17 13:28 高速の太陽風が続いていますが、速度は少し下がっています。
最新のニュース

2023/ 6/18 10:48 更新
高速太陽風は終わりかけています。フィラメント噴出が発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度はゆっくりと下がって、
ちょうど500km/秒台を割ったところです。
磁場強度も下がって、3nTとやや弱くなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は高速の状態が続いていましたが、
今回の高速風はここまでで終わるのでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
弱い南向きの変化が続いています。
AE指数は小規模の変化が時々発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南北のコロナホールが西に進んでいます。
これらの領域の影響はやって来るでしょうか。


今朝、18日9時半(世界時18日0時半)に、
南東(左下)の3336黒点群で
M1.3の中規模フレアが発生しました。

隣の3335群でも小さいフレアが度々発生しています。
この領域の活動は強まるでしょうか。

また、今日未明、18日2時(世界時17日17時)頃に、
太陽の北西側(右上)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

淡くてやや見にくいですが、
薄暗い筋がゆっくりと飛び出しています。
広がる様子から、地球の方向にも向かっている可能性があります。
3日後くらいに太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。
磁場が南向きに強まると磁気圏の活動が活発になります。
乱れはやって来るでしょうか。




北西側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。