宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/18 10:48 更新 高速太陽風は終わりかけています。フィラメント噴出が発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がって、 ちょうど500km/秒台を割ったところです。 磁場強度も下がって、3nTとやや弱くなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は高速の状態が続いていましたが、 今回の高速風はここまでで終わるのでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 弱い南向きの変化が続いています。 AE指数は小規模の変化が時々発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南北のコロナホールが西に進んでいます。 これらの領域の影響はやって来るでしょうか。 今朝、18日9時半(世界時18日0時半)に、 南東(左下)の3336黒点群で M1.3の中規模フレアが発生しました。 隣の3335群でも小さいフレアが度々発生しています。 この領域の活動は強まるでしょうか。 また、今日未明、18日2時(世界時17日17時)頃に、 太陽の北西側(右上)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 淡くてやや見にくいですが、 薄暗い筋がゆっくりと飛び出しています。 広がる様子から、地球の方向にも向かっている可能性があります。 3日後くらいに太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。 磁場が南向きに強まると磁気圏の活動が活発になります。 乱れはやって来るでしょうか。 北西側で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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