宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/15 12:45 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。小規模フレアが続いています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。 AE指数はほとんど変化の無い状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、 赤道域に見えていた小さいコロナホールが 西側(右側)に進んでいます。 この後、太陽風に影響が現れるでしょうか。 また、太陽の南東側(左下)に次のコロナホールが見えています。 5日後くらいからこちらの影響がやって来るかもしれません。 太陽は、今日未明、15日2時(世界時14日17時)頃に、 南西側(右下)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 規模は小さく、斜めの噴出になっていますが、 4日後くらいに太陽風磁場の強まりなどが到来するかもしれません。 そして、今朝、15日8時(世界時14日23時)に、 南西の端の3327黒点群が見えていた場所でC6.6、 15日8時半(世界時14日23時半)に、 北東の端(左上)でC5.0の小規模フレアが それぞれ発生しています。 このうち、北東の端のC5.0の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 黒点が見え始めたところで、 この後どの様な領域が現れるか注目してください。 さらに、15日12時(世界時15日3時)に、 今度は南東(左下)の3336群で、 C6.0の小規模フレアが発生しました。 太陽の東側の状況に注目してください。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 北東の端で発生したC5.0の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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