宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/14 16:36 更新 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 昨日、13日10時(世界所13日1時)頃に、 太陽の北の端近くでプロミネンス噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の上に向かって飛び出すCME(コロナ質量放出)が 観測されています。 地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。 昨日、一昨日のニュースで紹介した現象と似ていますすが、 別の現象です。 活発な太陽の活動が続いています。 フレアは、太陽の北東に現れた3334黒点群でC6.3、 南東の3333群でC3.7などの小規模フレアが発生しています。 東側の領域は、この後どの様な活動を起こすでしょうか。 太陽風は、速度が430km/秒から350km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、7nTから5nTへ少し下がっていますが、 こちらは平均的な状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小規模の変化が時々発生している程度です。 太陽の北側で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の上に向かって広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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