宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/13 12:49 更新 太陽風の速度は少し高めです。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日紹介したフィラメント噴出による CME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 太陽の上に向かってガスが飛び出しています。 地球への影響はないでしょう。 太陽では、北西(右上)の3330黒点群でC5.2、 南西(右下)の3327群でC5.1など、 Cクラスの小規模フレアが度々発生しています。 しかし、あまり活動的な印象はありません。 東端(左端)の向こう側の南北に、活動的な領域がある様です。 どの様な領域が現れるでしょうか。 太陽風は、昨日のニュース以降も 速度は450km/秒の状態が続いています。 磁場強度は、7nT前後で推移しています。 変化としては小幅ですが、 27日周期の図を見ると、11日以降、 太陽風が少し強まった状態になっている様です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 中心部に小ぶりのコロナホールが見えています。 広がりが小さいので影響も小さくなりそうですが、 3日後くらいの太陽風に強まりが見られるかもしれません。 太陽の北側のフィラメント噴出によるCMEの様子。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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