宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/10 14:06 更新 太陽風はかなり低速になりました。M2.5の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降280km/秒へ下がり、 かなり低速になりました。 今日未明からは300km/秒へ戻っていますが、 低速の状態は続いています。 磁場強度は、3〜5nTとやや弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小規模の変化が1回起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが北西(右上)と南西(右下)へ進んでいます。 これから影響がやって来るでしょうか。 また、東側(左側)の赤道付近にコロナホールが見えています。 次の注目はこの領域になりそうです。 太陽では、今日未明、10日5時(世界時9日17時)に、 南東側(左下)の3331黒点群で、 M2.5の中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 このフレアに伴って、 太陽の左下に広がるCME(コロナ質量放出)が発生しています。 地球に対して斜め方向の噴出なので、 3日後くらいに太陽風の小規模の乱れがやって来るかもしれません。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左下側に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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