宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/ 8 12:41 更新 太陽風の小さい乱れが到来しています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、今朝、8日7時(世界時7日22時)頃に、 磁場強度が5nTから9nTへ急に強まる変化が発生しています。 速度も330km/秒から360km/秒程度へ小幅の変化をしています。 5日のニュースで紹介した、 4日夕方のフィラメント噴出による乱れが到来したのかもしれません。 この場合地球まで3日半程度となって、良さそうな時間です。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで南北に小さく変化しています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の南北にコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいに影響が来ているでしょうか。 太陽は、南東側(左下)の3327黒点群で、 昨夜にM4.7の中規模フレア、 今日未明にC8.7、C7.0の小規模フレアが発生しています。 M4.7フレアの動画を掲載します。 引き続き注目してください。 また、昨日紹介したC7.1フレアに伴って発生した CME(コロナ質量放出)の動画を掲載します。 太陽の左側に向かって小規模に飛び出しています。 地球への影響はありません。 3327黒点群で発生したM4.7の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 7日のC7.1小規模フレアに伴って発生したCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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