宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/ 7 17:19 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。C7.1の小規模フレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒前後の低速の状態が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部の北側、南側それぞれに コロナホールの薄暗い領域が見えています。 3日後くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。 太陽では、昨日の昼、6日13時(世界時6日4時)頃に 東端(左端)の向こう側で フィラメント噴出などの現象が発生した様で、 SOHO衛星LASCO C2、C3で きれいなCME(コロナ質量放出)の広がりが観測されています。 横向きなので地球への影響はありません。 また、南東の3327黒点群の少し南側で、 7日15時半(世界時7日6時半)に、 C7.1の小規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131と304の動画を掲載します。 フレアとともにフィラメント噴出が発生して、 コロナが左下に飛び出しています。 この後、CMEが観測されそうです。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南東側の3327黒点群付近で発生したC7.1の小規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131、304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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