宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (17:19)
今日、C7.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 7 15:18 C7.1
03:54 C7.5
02:15 C2.4
6/ 6 18:07 C6.3
17:30 C5.6
13:26 C4.5
06:24 C3.6
6/ 5 15:31 C3.5
11:48 C4.0
09:01 C5.0

黒点  6/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3320 2 α C5
3321 7 α ---
3323 20 βγ C4
3325 1 α ---
3326 1 α ---
3327 16 βγδ C8
3329 4 β ---
3330 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
17:15 329 -2.7
-2 h 331 +2.1
-4 h 341 +0.4
-6 h 350 +1.7
-8 h 389 +1.8
-10 h 403 +1.8
-12 h 393 +3.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
16:30 7 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
6/ 7 0.4 2x10^2
6/ 6 0.4 3x10^2
6/ 5 0.3 4x10^2
6/ 4 0.3 7x10^2
6/ 3 0.5 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/ 2 13:03 太陽風の小さい強まりが到来しました。太陽の中心部でM1.5フレアが発生しています。
2023/ 6/ 3 12:59 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/ 6/ 4 12:31 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。小規模フレアが続いています。
2023/ 6/ 5 14:31 太陽風は低速です。フィラメント噴出が発生しています。
2023/ 6/ 6 12:10 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も穏やかな状態です。
最新のニュース

2023/ 6/ 7 17:19 更新
太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。C7.1の小規模フレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒前後の低速の状態が続いています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。
磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中心部の北側、南側それぞれに
コロナホールの薄暗い領域が見えています。
3日後くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。


太陽では、昨日の昼、6日13時(世界時6日4時)頃に
東端(左端)の向こう側で
フィラメント噴出などの現象が発生した様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3で
きれいなCME(コロナ質量放出)の広がりが観測されています。
横向きなので地球への影響はありません。

また、南東の3327黒点群の少し南側で、
7日15時半(世界時7日6時半)に、
C7.1の小規模フレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 131と304の動画を掲載します。
フレアとともにフィラメント噴出が発生して、
コロナが左下に飛び出しています。
この後、CMEが観測されそうです。



太陽の東端の向こう側で発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


南東側の3327黒点群付近で発生したC7.1の小規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131、304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。