宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/ 5 14:31 更新 太陽風は低速です。フィラメント噴出が発生しています。 担当 篠原 太陽風は、340km/秒から370km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態です。 磁場強度は、8nT前後と少し強い状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中頃で一時的に南向きに強まっています。 AE指数もこの頃に700nTの中規模の変化が発生しています。 この他は、磁場は北寄りか小さい変化になっていて、 磁気圏も穏やかに推移しています。 SDO衛星AIA193では、 南西(右下)のコロナホールは太陽の端に達しています。 速度の高まりは特に見られないままでした。 太陽は、南東側(左下)の3323黒点群と3327黒点群で C3〜C5程度の小規模フレアが頻繁に発生しています。 活動の規模が強まる様なら注意が必要になるでしょう。 また、昨夕、4日17時(世界時4日7時)頃に、 南西側でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、CME(コロナ質量放出)が 太陽の右下寄りに広がっています。 太陽の中心にやや近いので、 太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右下側に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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