宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:59)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
また、M4.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 3 08:56 C4.0
07:30 C6.3
00:17 C3.3
6/ 2 23:03 C3.9
15:07 C3.2
11:37 M1.5
05:25 C6.2
03:50 C4.4
6/ 1 23:40 C4.2
22:29 C2.9
20:15 C6.5
18:11 C3.7
10:24 C3.0
09:22 C9.1
06:41 M4.2
05:40 C6.8
04:42 C9.6
01:36 C3.5
01:11 C3.0

黒点  6/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3315 5 β C9
3318 1 α ---
3319 13 βγ ---
3320 3 β ---
3321 2 α ---
3322 1 α ---
3323 13 βγ M4
3324 6 β M2
3325 2 β ---
3326 1 α C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 353 +2.6
-2 h 386 +2.6
-4 h 362 -1.4
-6 h 365 -2.0
-8 h 377 -1.1
-10 h 380 -0.4
-12 h 381 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 11 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
6/ 3 0.5 6x10^2
6/ 2 0.4 6x10^2
6/ 1 0.4 2x10^3
5/31 0.5 2x10^3
5/30 0.4 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/29 13:35 太陽風は次第に低速になっています。磁気圏は穏やかになっています。
2023/ 5/30 12:01 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかな状態です。
2023/ 5/31 17:24 太陽の東端でフレアが発生しています。太陽風は低速です。
2023/ 6/ 1 12:19 M4.2の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 6/ 2 13:03 太陽風の小さい強まりが到来しました。太陽の中心部でM1.5フレアが発生しています。
最新のニュース

2023/ 6/ 3 12:59 更新
太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、昨日のニュースの後に4nTへ少し下がり、
現在までその状態が続いています。

磁場の南北成分は、
0nT付近か弱い南寄りの傾向が続いていましたが、
グラフの最後で北向きに切り替わっています。
太陽風の2番目のグラフを見ると、
磁場の大まかな方向が「A」の太陽から地球向きから、
「T」の地球から太陽向きにに切り替わる変化も発生しています。

27日周期の図の「セクター」のグラフを見ると、
前周期も同じ頃にAからTへの切り替わりが発生しています。
太陽風磁場の大まかな構造が一回りして帰ってきた様です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は、磁場が南寄りだった頃に小規模の変化が発生した程度で、
現在は北向きのため、グラフの最後は静かになっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは南西(右下)に進んでいます。
この領域の影響はやって来るでしょうか。


太陽は、昨日のM1.5以降は穏やかな状態が続き、
今朝になって、南東側(左下)の3323黒点群で
C6.3、C4.1の小規模フレアが発生した程度です。

黒点はあちこちに見えていますが、
活動としては落ち着いている印象です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。