宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 6/ 3 12:59 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に4nTへ少し下がり、 現在までその状態が続いています。 磁場の南北成分は、 0nT付近か弱い南寄りの傾向が続いていましたが、 グラフの最後で北向きに切り替わっています。 太陽風の2番目のグラフを見ると、 磁場の大まかな方向が「A」の太陽から地球向きから、 「T」の地球から太陽向きにに切り替わる変化も発生しています。 27日周期の図の「セクター」のグラフを見ると、 前周期も同じ頃にAからTへの切り替わりが発生しています。 太陽風磁場の大まかな構造が一回りして帰ってきた様です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は、磁場が南寄りだった頃に小規模の変化が発生した程度で、 現在は北向きのため、グラフの最後は静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは南西(右下)に進んでいます。 この領域の影響はやって来るでしょうか。 太陽は、昨日のM1.5以降は穏やかな状態が続き、 今朝になって、南東側(左下)の3323黒点群で C6.3、C4.1の小規模フレアが発生した程度です。 黒点はあちこちに見えていますが、 活動としては落ち着いている印象です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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