宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 6/ 2 13:03 更新 太陽風の小さい強まりが到来しました。太陽の中心部でM1.5フレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後から夜にかけて、 400km/秒から480km/秒へ少し高まる変化が発生しています。 今朝からはゆっくりと下がって、 現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、グラフの最初で10nT近い強まりになっていますが、 その後は下がって、5nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、磁場が強まった頃に南向きに強まり、 以降も変化は小さくなっていますが、 南寄りの傾向が続いています。 磁気圏はやや活動的な状態になっていて、 AE指数は500nT程度の変化が連続的に発生しています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが南西側(右下)に見えています。 現在の太陽風は平均的な状態ですが、 この後、コロナホールの影響がやって来るでしょうか。 注目してください。 昨日のM4.2のフレア以降、 3323黒点群は変化が少なくなり、 今朝にC6.2の小規模フレアを起こした程度です。 一方、中心部の北側に小さい黒点が新しく現れ、 頻繁に小さいフレアを起こすようになっています。 先ほど、2日11時半(世界時2日2時半)に M1.5の中規模フレアを起こしました。 この後も活動に注目してください。 今日未明に学校の地域で停電が発生して、 その影響で学内LANが止まってしまい、 半日ほど宇宙天気ニュースが停止してしまいました。 台風による風雨の強まりはありませんでしたので、 関係ない停電の様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |