宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/29 13:35 更新 太陽風は次第に低速になっています。磁気圏は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から390km/秒へ下がり、 次第に低速になってきました。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 昨日のニュースの後も夜にかけて南向きの変化が続き、 28日21時半(世界時28日12時半)に、 急に北向きに切り替わっています。 AE指数を見ると、 グラフの初めから続いていた500nT前議の変化は、 太陽風磁場の変化の1時間後くらいに急に小さくなっています。 磁場の向きが北向きに切り替わったため、 磁気圏へのエネルギーの流れ込みが 小さくなったことを示しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南東側(左下)にコロナホールが見えています。 3日後くらいから、 この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。 太陽では、昨夜、28日29時半(世界時28日10時半)に、 南西側(右下)の3315黒点群で M1.0の中規模フレアが発生しています。 X線強度のグラフでは、目立つ変化はこれくらいで、 その他はC1くらいの小さい小規模フレアが発生している程度です。 黒点群も西側に偏っていて、 東側の太陽面は寂しくなっています。 東端に小さい黒点が現れていますが、 これに続く領域はあるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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