宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:01)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/30 09:13 C4.5
08:28 C2.0
03:14 C6.5
5/29 16:15 C2.3
5/28 19:26 M1.0
04:15 C6.2
00:15 C2.9

黒点  5/30 (NOAA)
磁場 フレア
3310 1 α C5
3311 6 β C3
3313 1 α ---
3314 1 α C2
3315 22 βγ M1
3316 4 β C1
3317 5 β ---
3318 7 β ---
3319 5 β ---
3320 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 368 +3.9
-2 h 371 +2.5
-4 h 377 +2.7
-6 h 384 +0.8
-8 h 386 -1.0
-10 h 389 -1.1
-12 h 383 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 16 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^2
5/30 0.4 9x10^2
5/29 0.4 1x10^3
5/28 0.4 6x10^3
5/27 0.4 8x10^3
5/26 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/25 11:56 高速の太陽風が続いています。Mフレアが3回発生しています。
2023/ 5/26 14:18 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がりかけています。
2023/ 5/27 12:55 ヒアデス星団が見えています。太陽風は平均的な状態になっています。
2023/ 5/28 13:06 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きになって、磁気圏の活動を少し強めています。
2023/ 5/29 13:35 太陽風は次第に低速になっています。磁気圏は穏やかになっています。
最新のニュース

2023/ 5/30 12:01 更新
太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかな状態です。

担当 篠原

太陽風は、380km/秒とやや低速の状態で推移しています。
磁場強度は、5nTから6nTへ少し上がっていますが、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、比較的北寄りの状態です。
このため磁気圏は穏やかで、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
ほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中心部の南側にコロナホールが見えています。
少し緯度が高めですが、
2〜3日後から太陽風の速度が高まる可能性があります。

また、中心部東側(左側)の赤道付近にも
小さいコロナホールが見えています。


太陽は、南西(右下)の3315黒点群でC6.5、
南西の端の3310群でC4.5の小規模フレアが発生していますが、
全体としては比較的穏やかな印象です。

東端(左端)の南北それぞれに黒点が現れています。
この周辺では、小さい活動が度々発生しています。
この後どの様な推移になるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。