宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/30 12:01 更新 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風は、380km/秒とやや低速の状態で推移しています。 磁場強度は、5nTから6nTへ少し上がっていますが、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、比較的北寄りの状態です。 このため磁気圏は穏やかで、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 ほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部の南側にコロナホールが見えています。 少し緯度が高めですが、 2〜3日後から太陽風の速度が高まる可能性があります。 また、中心部東側(左側)の赤道付近にも 小さいコロナホールが見えています。 太陽は、南西(右下)の3315黒点群でC6.5、 南西の端の3310群でC4.5の小規模フレアが発生していますが、 全体としては比較的穏やかな印象です。 東端(左端)の南北それぞれに黒点が現れています。 この周辺では、小さい活動が度々発生しています。 この後どの様な推移になるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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