宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/28 13:06 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きになって、磁気圏の活動を少し強めています。 担当 篠原 太陽風は、速度は400〜450km/秒、 磁場強度は5nTとどちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの途中から南向きに強まっていて、 現在は-5nTに達しています。 磁気圏では活動が少し強まっていて、 AE指数は、後半から500nT程度の 中規模の変化が続く様になっています。 太陽風の変化が更に強まる様子は特にありません。 磁場の南向きはどこまで続くでしょうか。 太陽は、北西(右上)の3314黒点群でC8.4、 南西(右下)の3312群でC6.2 などの小規模フレアが発生しています。 また、中心部南側(下側)の3315群で 小さい活動が頻繁に発生しています。 昨夜、27日21時(世界時27日12時)に、 太陽の東端(左端)の向こう側でフレアが発生した様で、 GOES衛星AUVI 304で、 プロミネンの激しい噴出が観測されています。 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 弱いCME(コロナ質量放出)も発生しています。 横向きで向こう側の現象なので、地球への影響はありません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) CMEが太陽の左側に飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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