宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/27 12:55 更新 ヒアデス星団が見えています。太陽風は平均的な状態になっています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3に、すばる(プレアデス星団)に続いて、 おうし座の頭部のV字を作っているヒアデス星団が現れています。 太陽はおうし座の真ん中を通過中です。 V字の下の端の明るい星は、一等星のアルデバランです。 この星はヒアデス星団には入っていません。 太陽は、中心部南側(下側)の3315黒点群が大きくなっています。 今朝、27日8時(世界時26日23時)には、 M1.4の中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 太陽全体の動画では、 北西(右上)の3314群でもフレアが発生しています。 3315群の活動は続くでしょうか。 この後も注目してください。 太陽風は、速度が430km/秒程度へ下がり、 平均的な速度に戻っています。 磁場強度は4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 南北に変化していますが、変化は小幅です。 速度が下がったこともあって、磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は300nTの小規模の変化が発生した程度です。 SDO衛星AIA193では、 南東の端(左下)にコロナホールが見えています。 緯度が高めですが、次の注目はこの領域になりそうです。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3315群で発生したM1.4の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3315黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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