宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:16)
今日、C4.4の小規模フレアが発生しました。
また、M3.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/24 12:30 C2.7
06:06 C3.2
01:26 C4.0
01:02 C3.2
00:31 C4.4
5/23 23:33 C6.8
23:08 C2.9
20:56 M3.0
19:38 C4.1
18:49 C3.2
16:10 C4.0
15:50 C2.3
03:28 C3.0
5/22 23:10 C6.4
22:30 M1.9
22:10 C7.2
20:21 C3.0
18:32 C3.4
14:56 C5.0
13:43 C4.1
12:33 C3.7
11:20 C3.5
10:00 C8.2
06:40 C9.8
06:02 C6.1
05:46 C4.3
00:53 M2.6
00:06 C4.6

黒点  5/24 (NOAA)
磁場 フレア
3308 1 β ---
3310 9 β ---
3311 43 βγδ M3
3312 12 β C3
3313 2 α ---
3315 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:06 577 +1.0
-2 h 572 +2.4
-4 h 574 -0.3
-6 h 584 -0.4
-8 h 575 -0.3
-10 h 586 -4.6
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 -18 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
5/24 0.4 5x10^3
5/23 0.4 3x10^3
5/22 0.4 2x10^3
5/21 0.4 1x10^3
5/20 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/19 13:46 3311黒点群で、M5.3、M4.5などの中規模フレアが多数発生しています。
2023/ 5/20 15:27 M2.3、M2.7の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりが到来しています。
2023/ 5/21 13:15 3311黒点群でMフレアが続いています。太陽風は高速になっています。
2023/ 5/22 13:57 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなりました。
2023/ 5/23 13:16 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2023/ 5/24 16:16 更新
太陽風は高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽の中心部北側の3311黒点群は、
昨夜、23日21時(世界時23日12時)にM3.0の中規模フレアと、
その他にC3〜6程度の小規模フレアを
繰り返し起こしています。
ひと頃の勢いはなくなりましたが、
ある程度活動的な状態は続いています。

一方、SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
昨夜、23日20時(世界時23日11時)に
太陽を丸く囲むように広がる
ハロー型のCME(コロナ質量放出)が発生しています。
特に、青い写真のC3の方で
丸い広がりがきれいに見えています。

SDO衛星では対応する現象が見えていないので、
太陽の向こう側で発生した活動の様です。
2日前にも同じ様なCMEが見えていたので、
太陽のちょうど反対側にかなり活動的な領域がある様です。
活動が2週間ほど前後にずれていたら、
地球へ向かってくるCMEになっていたでしょう。


太陽風は、速度が550〜600km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

SDO衛星AIA193で西側(右側)にだいぶ進んだ
コロナホールの影響が来ているのかもしれません。

磁場の南北成分は、グラフの後半が南寄りになっていて、
AE指数では700nTや1100nTくらいの
活発な変化が発生しています。

速度の高まりはどこまで続くでしょうか。




太陽の向こう側で発生したハロー型のCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。