宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、C4.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/14 08:36 C3.4
07:26 C2.9
05:50 C4.4
03:38 C4.3
5/13 23:41 C2.0
22:45 C2.1
19:19 C4.9
08:24 C5.4
00:22 C2.5
5/12 23:37 C1.7
23:03 C4.9
21:33 C4.4
20:32 C4.7
04:56 C3.4
03:15 M1.8

黒点  5/14 (NOAA)
磁場 フレア
3294 2 α M2
3296 8 β C9
3297 5 β C5
3300 2 α ---
3301 3 α C2
3302 5 β C2
3304 7 β C1
3305 8 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 441 +2.5
-2 h 455 +2.5
-4 h 459 +2.3
-6 h 440 -0.3
-8 h 448 -9.8
-10 h 449 +0.5
-12 h 428 +3.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
5/14 0.3 5x10^2
5/13 0.3 6x10^2
5/12 2.0 2x10^3
5/11 57.7 8x10^2
5/10 83.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/ 9 13:58 M2.3、M6.5の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れに注目してください。
2023/ 5/10 16:23 M4.2の中規模フレアとハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れが到来しました。
2023/ 5/11 12:30 高速の太陽風が続いています。昨日のCMEによる乱れが近付いています。
2023/ 5/12 13:25 高速の太陽風が続いています。CMEによる乱れはまだです。
2023/ 5/13 13:59 CMEによる太陽風の乱れが到来しましたが、磁気圏の活動は強まりませんでした。
最新のニュース

2023/ 5/14 12:31 更新
太陽風磁場の一時的な強まりが到来しました。現在は平均的な状態です。

担当 篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
SOHO衛星LASCO C3の写真の左上から、
すばる(プレアデス星団)が見え始めました。
こちらのページの動画もどうぞ。
毎年5月の楽しみです。
これからゆっくりと画面を右へ進んでいきます。


太陽風は、450km/秒前後と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態から、
今日の未明に一時的に14nTへ強まる変化が発生しています。

北向きだった南北成分は、
この時間帯だけ南向きになって、
-12nTと強い南向きも発生しています。
AE指数では、この頃に1000nTに達する
大きい変化が発生しています。

磁場の強まりはすぐに終わり、
現在は7nTとやや強い程度に戻っています。
磁場の南北成分も北向きに戻り、
磁気圏も現在は穏やかです。

SDO衛星の画像の更新が停止しているので、
太陽コロナ写真として、GOES衛星SUVI 195を掲載します。
全体的にぼんやり光っていて、
特にコロナホールは見えていません。
太陽風は穏やかに推移しそうです。


太陽は、西の端に沈んだ3296黒点群で、
C4.9、C4.3、C3.4などの小規模フレアが発生しています。
領域としては向こう側に進んでいるので、
この後はフレアも見えなくなるでしょう。

また、中心部北東側(左上)の3305群で、
C4.4の小規模フレアが発生しています。




写真の左上に、すばる(プレアデス星団)が現れました。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。