宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/14 12:31 更新 太陽風磁場の一時的な強まりが到来しました。現在は平均的な状態です。 担当 篠原 宇宙天気の話題ではありませんが、 SOHO衛星LASCO C3の写真の左上から、 すばる(プレアデス星団)が見え始めました。 こちらのページの動画もどうぞ。 毎年5月の楽しみです。 これからゆっくりと画面を右へ進んでいきます。 太陽風は、450km/秒前後と平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態から、 今日の未明に一時的に14nTへ強まる変化が発生しています。 北向きだった南北成分は、 この時間帯だけ南向きになって、 -12nTと強い南向きも発生しています。 AE指数では、この頃に1000nTに達する 大きい変化が発生しています。 磁場の強まりはすぐに終わり、 現在は7nTとやや強い程度に戻っています。 磁場の南北成分も北向きに戻り、 磁気圏も現在は穏やかです。 SDO衛星の画像の更新が停止しているので、 太陽コロナ写真として、GOES衛星SUVI 195を掲載します。 全体的にぼんやり光っていて、 特にコロナホールは見えていません。 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、西の端に沈んだ3296黒点群で、 C4.9、C4.3、C3.4などの小規模フレアが発生しています。 領域としては向こう側に進んでいるので、 この後はフレアも見えなくなるでしょう。 また、中心部北東側(左上)の3305群で、 C4.4の小規模フレアが発生しています。 写真の左上に、すばる(プレアデス星団)が現れました。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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