宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/13 13:59 更新 CMEによる太陽風の乱れが到来しましたが、磁気圏の活動は強まりませんでした。 担当 篠原 太陽風の乱れは、昨日の午後、12日15時(世界時12日6時)頃に DSCOVR衛星で観測されました。 掲載のグラフの左端近くに変化が見えています。 太陽風の速度は、480km/秒から580km/秒へ、 磁場強度は、6nTから12nT程度へそれぞれ強まっています。 磁場の南北成分は、10nTくらいに大きく変化していますが、 ほとんど北向きでした。 このため磁気圏の活動は特に強まらず、 AE指数は500nTに達する中規模の変化が起きた程度です。 今日未明くらいから太陽風の速度は次第に下がり、 現在は470km/秒とやや高速程度です。 磁場強度も5nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いていて、 磁気圏も穏やかです。 太陽では、今朝、13日9時(世界時13日0時)に、 北西の端(右上)に達した3296黒点群で、 C9.1の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 コロナが飛び出して行く様子も見えています。 SOHO衛星LASCo C2、C3では、 太陽の右に向かうCME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球に対しては横向きなので、影響はありません。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右に飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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