宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
また、M5.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/12 04:56 C3.4
03:15 M1.8
5/11 22:55 C6.2
21:59 C3.0
17:49 M2.2
13:26 C3.2
10:03 C4.1
09:46 C3.9
09:22 C2.9
07:10 C4.5
04:54 C4.3
04:25 C5.8
03:37 C2.9
5/10 23:55 C5.7
23:11 M2.2
13:06 C4.0
10:33 C3.8
05:32 M5.0
05:05 M1.1
03:09 M4.2
02:44 C2.9

黒点  5/12 (NOAA)
磁場 フレア
3293 1 α M2
3294 6 β M2
3296 16 βγ M5
3297 14 βγ ---
3300 4 β ---
3301 3 α ---
3302 6 β ---
3303 4 β ---
3304 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:14 496 -3.2
-2 h 518 -0.3
-4 h 519 +1.3
-6 h 528 +1.2
-8 h 505 +0.5
-10 h 517 +0.7
-12 h 512 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 9 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
5/12 2.0 2x10^3
5/11 57.7 8x10^2
5/10 83.5 1x10^3
5/ 9 38.4 4x10^2
5/ 8 16.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/ 7 13:00 太陽風は高速になり、現在は下がり始めています。太陽風の乱れが到来しそうです。
2023/ 5/ 8 12:48 M1.5、M1.6の中規模フレアが発生し、ハロー型のCMEが広がっています。
2023/ 5/ 9 13:58 M2.3、M6.5の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れに注目してください。
2023/ 5/10 16:23 M4.2の中規模フレアとハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れが到来しました。
2023/ 5/11 12:30 高速の太陽風が続いています。昨日のCMEによる乱れが近付いています。
最新のニュース

2023/ 5/12 13:25 更新
高速の太陽風が続いています。CMEによる乱れはまだです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
500〜520km/秒と高速の状態で安定しています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態が続いています。

一昨日、10日未明のCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
まだ到来していない様です。
発生から2日半経ったくらいなので、
そろそろやって来るのではないでしょうか。
引き続き注目してください。

AE指数は、300nTくらいの小規模の変化が続いていて、
磁気圏はやや活動的な状態です。


太陽は、南西(右下)の3294黒点群で、
昨夕、11日18時(世界時11日9時)にM2.1、
今日未明、12日3時(世界時11日18時)にM1.8と、
中規模フレアが2回発生しています。

西の端(右端)に近付いた3296群でも、
C6.2、C3.4などの小規模フレアが発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。