宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 5/11 12:30 更新 高速の太陽風が続いています。昨日のCMEによる乱れが近付いています。 担当 篠原 昨日未明に発生したCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、 NOAA/SWPCの予報では、 今夜、11日20時(世界時11日11時)頃に 地球にやって来る可能背があるとのことです。 この場合、2日弱での到来となります。 今夜以降、太陽風の変化に注目して下さい。 昨日、550〜600km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 夜にかけて650km/秒に高まりました。 今日に入ると低下が始まって、 現在は550km/秒と高速の状態は続いていますが、 昨日程度に戻っています。 太陽風の磁場強度は、6nTと平均的な状態に戻っています。 南北成分は、0nTを挟んで弱く南北に変化しています。 AE指数は、500nTの中規模の変化が発生して、 やや活動的な状態です。 次のCMEでは、どの様な変化が到来するでしょうか。 磁場が南向きに強まると、 オーロラなどの磁気圏活動が激しくなる可能性があります。 太陽は、北西(右上)に進んだ3293黒点群で、 昨夜、10日23時(世界時10日14時)に、 M2.2の中規模フレアが発生しています。 その後も、3293群と隣の3296群で、 C5.7、C4.3、C4.5などの小規模フレアが発生しています。 X線グラフを見ると、活動の勢いは下がってきた様ですが、 引き続き注目してください。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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