宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
今日、C5.8の小規模フレアが発生しました。
また、M6.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/11 10:03 C4.1
09:46 C3.9
09:22 C2.9
07:10 C4.5
04:54 C4.3
04:25 C5.8
03:37 C2.9
5/10 23:55 C5.7
23:11 M2.2
13:06 C4.0
10:33 C3.8
05:32 M5.0
05:05 M1.1
03:09 M4.2
02:44 C2.9
5/ 9 23:25 C7.3
22:59 C6.4
21:23 C5.7
20:47 C4.0
20:10 C6.9
19:02 M1.3
18:18 C4.3
17:00 C5.3
14:58 M1.2
12:37 M6.5
11:45 C5.6
05:15 M2.3
00:59 C3.0
00:05 C2.6

黒点  5/11 (NOAA)
磁場 フレア
3293 4 β M2
3294 6 β ---
3296 28 βγ M7
3297 20 βγ ---
3300 6 β ---
3301 2 α ---
3302 4 β ---
3303 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 563 -1.2
-2 h 584 -0.9
-4 h 611 -1.5
-6 h 615 +1.5
-8 h 616 +1.3
-10 h 640 +3.0
-12 h 639 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 12 1x10^2
5/11 58 8x10^2
5/10 84 1x10^3
5/ 9 38 4x10^2
5/ 8 17 2x10^2
5/ 7 0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/ 6 10:20 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2023/ 5/ 7 13:00 太陽風は高速になり、現在は下がり始めています。太陽風の乱れが到来しそうです。
2023/ 5/ 8 12:48 M1.5、M1.6の中規模フレアが発生し、ハロー型のCMEが広がっています。
2023/ 5/ 9 13:58 M2.3、M6.5の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れに注目してください。
2023/ 5/10 16:23 M4.2の中規模フレアとハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れが到来しました。
最新のニュース

2023/ 5/11 12:30 更新
高速の太陽風が続いています。昨日のCMEによる乱れが近付いています。

担当 篠原

昨日未明に発生したCME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、
NOAA/SWPCの予報では、
今夜、11日20時(世界時11日11時)頃に
地球にやって来る可能背があるとのことです。
この場合、2日弱での到来となります。
今夜以降、太陽風の変化に注目して下さい。

昨日、550〜600km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
夜にかけて650km/秒に高まりました。
今日に入ると低下が始まって、
現在は550km/秒と高速の状態は続いていますが、
昨日程度に戻っています。

太陽風の磁場強度は、6nTと平均的な状態に戻っています。
南北成分は、0nTを挟んで弱く南北に変化しています。
AE指数は、500nTの中規模の変化が発生して、
やや活動的な状態です。

次のCMEでは、どの様な変化が到来するでしょうか。
磁場が南向きに強まると、
オーロラなどの磁気圏活動が激しくなる可能性があります。


太陽は、北西(右上)に進んだ3293黒点群で、
昨夜、10日23時(世界時10日14時)に、
M2.2の中規模フレアが発生しています。
その後も、3293群と隣の3296群で、
C5.7、C4.3、C4.5などの小規模フレアが発生しています。

X線グラフを見ると、活動の勢いは下がってきた様ですが、
引き続き注目してください。



太陽風の乱れは、今夜、11日20時(世界時11日11時)頃に到来する可能性があります。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。