宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:23)
今日、M5.0の中規模フレアが発生しました。
また、M6.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/10 13:06 C4.0
10:33 C3.8
05:32 M5.0
05:05 M1.1
03:09 M4.2
02:44 C2.9
5/ 9 23:25 C7.3
22:59 C6.4
21:23 C5.7
20:47 C4.0
20:10 C6.9
19:02 M1.3
18:18 C4.3
17:00 C5.3
14:58 M1.2
12:37 M6.5
11:45 C5.6
05:15 M2.3
00:59 C3.0
00:05 C2.6
5/ 8 23:15 C9.6
18:52 C4.6
17:21 C3.0
15:41 C3.6
11:19 C7.9
06:43 M1.5

黒点  5/10 (NOAA)
磁場 フレア
3293 8 β C7
3294 1 α ---
3296 16 βγδ M7
3297 20 βγ ---
3299 5 β C6
3300 5 β ---
3301 2 α ---
3302 1 α ---
3303 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:15 601 +4.9
-2 h 543 +7.2
-4 h 549 +8.9
-6 h 590 +10.7
-8 h 539 +3.9
-10 h 406 -0.8
-12 h 396 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 1 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 18 5x10^1
5/10 40 1x10^3
5/ 9 38 4x10^2
5/ 8 17 2x10^2
5/ 7 0 2x10^2
5/ 6 0 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 5/ 5 10:26 M3.9の中規模フレアが発生しました。CMEによる乱れが到来するかもしれません。
2023/ 5/ 6 10:20 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2023/ 5/ 7 13:00 太陽風は高速になり、現在は下がり始めています。太陽風の乱れが到来しそうです。
2023/ 5/ 8 12:48 M1.5、M1.6の中規模フレアが発生し、ハロー型のCMEが広がっています。
2023/ 5/ 9 13:58 M2.3、M6.5の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れに注目してください。
最新のニュース

2023/ 5/10 16:23 更新
M4.2の中規模フレアとハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れが到来しました。

担当 篠原

3296黒点群の活動が続いています。
昨夜、9日19時(世界時9日10時)にM1.3、
今日未明、10日3時半(世界時9日18時半)にはM4.2、
続いて、10日5時半(世界時9日20時半)にM5.0と、
中規模フレアが続いています。
M4.2、M5.0のフレアの様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

M4.2のフレアでは、太陽を丸く囲むように広がる
ハロー型のCME(コロナ質量放出)が発生していて、
SOHO衛星LASCO C2、C3の画像では、
ガスが広がる様子がきれいに見えています。

地球まで2日くらいと考えると、
明後日、12日頃の到来になりそうです。
引き続き太陽風の変化に注目して下さい。

太陽では、中心部の3299黒点群でも、
C5.7の小規模フレアが発生しています。
また、北東の端(左上)に新しい黒点群が現れています。


太陽風は、今朝、10日7時(世界時9日22時)に急な変化が到来して、
速度は400km/秒から550km/秒へ、
磁場強度は5nTから13nT程度へそれぞれ高まりました。
一昨日、8日朝に発生したCMEによる乱れではないかと思います。

その後、太陽風の速度は550〜600km/秒で推移し、
磁場強度は、一旦20nTまで強まりましたが、
現在は8nTと平均的な状態に戻りかけています。

太陽風磁場の南北成分は、主に北向きに強まりました。
このため、磁気圏の活動はあまり強まらず、
AE指数では、
一時的に800〜1000nTの中規模の変化が発生しましたが、
その後は穏やかに推移しています。




今週も更新が遅くなってしまいました。
申し訳ありません。
授業の関係で、7月まで水曜日は16時頃の更新になりそうです。




3296黒点群で発生したM4.2とM5.0の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが発生しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。