宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 5/ 4 08:15 更新 Mクラスの中規模フレアが5回連続で発生しました。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 昨夕、3日18時半(世界時3日9時半)から、 太陽の北東側(左上)の3293黒点群の活動が強まり、 3日23時(世界時3日14時)にかけて M4.2、M3.1、M7.2、M1.7、M2.2と、 中規模フレアが5回連続で発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 3293群は、穏やかな状態だったのですが、 急にこの時間帯に活動が強まりました。 この後はどうなるでしょうか。 しばらく注目して下さい。 太陽風は、 小幅ですが速度が480km/秒から450km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻りつつあります。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 弱い北向きから0nT付近で推移していました。 磁気圏は穏やかな状態が続き、 AE指数はほとんど変化がありません。 太陽風のグラフの最後で、磁場は弱い南向きになっています。 この傾向が続くと、 磁気圏で弱い変化が見られる様になりそうです。 SDO衛星AIA193では、 南側のコロナホールが、中心線を越えて西側に進んでいます。 明後日くらいから、この領域の影響で 太陽風の速度が再び高まる可能性があります。 3293黒点群でMフレアが5回連続で発生しました。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |