宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 5/ 2 12:10 更新 M7.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 昨夜、1日22時(世界時1日13時)に、 太陽の南西(右下)の3288黒点群で、 M7.1の中規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 一瞬輝いてすぐに終わる、短い時間変化のフレアでした。 M7の規模に達するフレアの発生は、 3月29日のX1.2以来で、1か月ぶりです。 太陽では、北東(左上)の3293群と、 その左側の東端にかけての領域でもフレアが発生していて、 C5.3、C5.2、C7.4、C7.4などの小規模フレアが 次々に発生しています これらの領域にも注目して下さい。 太陽風は、速度が再び500km/秒に上がり、 高速の状態で推移しています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの後半で、-4nTと南向きにやや強まっています。 このため磁気圏の活動も強まって、 AE指数では800nTの中規模の変化がしばらく続いています。 4月24日に始まった今回の高速太陽風は、 9日目に入っています。 速度の高まりはどこまで続くのでしょうか。 また、SDO衛星AIA193では、 中心部の南側にコロナホールが見えています。 4日後くらいから、この領域の影響が始まりそうです。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |