宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:10)
今日、C7.5の小規模フレアが発生しました。
また、M7.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 2 07:02 C7.5
06:43 C3.4
5/ 1 23:26 C7.4
22:38 C4.2
22:04 M7.1
20:55 C2.7
16:41 C5.2
15:56 C5.4
13:33 C3.5
11:50 C3.6
09:54 M1.1
06:27 C5.0
04:59 M2.4
4/30 23:27 C3.9
17:40 C7.3
11:09 C3.9
07:59 C3.2
04:05 C4.4

黒点  5/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3285 6 β ---
3288 13 βγδ M7
3289 8 β C3
3291 5 β ---
3293 5 βδ M2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 500 -2.8
-2 h 498 +1.9
-4 h 523 -3.6
-6 h 507 -3.7
-8 h 515 -3.8
-10 h 506 -3.0
-12 h 526 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 9x10^3
5/ 2 0.3 2x10^4
5/ 1 0.4 2x10^4
4/30 0.4 3x10^4
4/29 0.3 2x10^4
4/28 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/27 12:28 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。
2023/ 4/28 14:09 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2023/ 4/29 13:24 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏も活動的です。
2023/ 4/30 11:16 600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2023/ 5/ 1 12:05 M2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速で、磁気圏は穏やかになっています。
最新のニュース

2023/ 5/ 2 12:10 更新
M7.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

昨夜、1日22時(世界時1日13時)に、
太陽の南西(右下)の3288黒点群で、
M7.1の中規模フレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。
一瞬輝いてすぐに終わる、短い時間変化のフレアでした。

M7の規模に達するフレアの発生は、
3月29日のX1.2以来で、1か月ぶりです。

太陽では、北東(左上)の3293群と、
その左側の東端にかけての領域でもフレアが発生していて、
C5.3、C5.2、C7.4、C7.4などの小規模フレアが
次々に発生しています
これらの領域にも注目して下さい。


太陽風は、速度が再び500km/秒に上がり、
高速の状態で推移しています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの後半で、-4nTと南向きにやや強まっています。
このため磁気圏の活動も強まって、
AE指数では800nTの中規模の変化がしばらく続いています。

4月24日に始まった今回の高速太陽風は、
9日目に入っています。
速度の高まりはどこまで続くのでしょうか。
また、SDO衛星AIA193では、
中心部の南側にコロナホールが見えています。
4日後くらいから、この領域の影響が始まりそうです。



3288黒点群で発生した、M7.1の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。