宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:16)
今日、C4.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/30 07:59 C3.2
04:05 C4.4
4/29 22:48 C6.1
22:19 C5.1
19:03 C8.8
17:34 C4.5
12:52 C2.9
06:13 C7.1
05:18 C4.1
04:54 C2.6
04:15 C3.1
03:14 C4.3
02:21 C2.9
00:28 C6.8
4/28 23:41 C1.0
14:22 C2.8
09:46 C6.7
08:13 C2.5
04:15 C2.5
01:05 C1.8

黒点  4/30 (NOAA)
磁場 フレア
3285 5 β C7
3288 13 βγδ C9
3289 7 β C7
3291 6 β ---
3292 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:06 591 -2.0
-2 h 591 -1.4
-4 h 605 -1.1
-6 h 614 -2.2
-8 h 628 -0.4
-10 h 681 -2.4
-12 h 646 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -27 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^4
4/30 0.4 3x10^4
4/29 0.3 2x10^4
4/28 0.3 1x10^4
4/27 0.4 2x10^4
4/26 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/25 13:39 太陽風は高速ですが、磁場の強まりは終わり、磁気圏も穏やかになっています。
2023/ 4/26 16:15 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2023/ 4/27 12:28 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。
2023/ 4/28 14:09 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2023/ 4/29 13:24 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2023/ 4/30 11:16 更新
600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽の南西側(右下)の3288黒点群で
昨日の朝、29日6時(世界時28日21時)に
C7.1の小規模フレアが発生しましたが、
その後、右下側の領域と左側の領域で
コロナの激しい動きが発生しています。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
この爆発的な動きに続いて、
太陽の下寄りにCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
同時に左上にもCMEが飛び出していますが、
これは、別のフィラメント噴出によるものです。

CMEは下寄りに広がっていますが、
太陽の中心近くで発生しているので、
太陽風の乱れは地球方向にも向かっている可能性があります。
明日、明後日くらいに
磁場の強まりなどが到来するかもしれません。

太陽では3288群の活動が続いていて、
C8.8、C5.1、C6.0などの小規模フレアが発生しています。
黒点も目立っていて、引き続き注目してください。


太陽風は、ACE衛星の図を掲載しています。
速度は650km/秒から600km/秒に少し下がっていますが、
高速の状態が続いています。
磁場強度は4nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、南寄りの変化が続いています。
磁気圏の活動は前日よりも高まっていて、
AE指数は1000nTを超える大きい変化が2回発生しています。

グラフの最後では磁場の南向きが弱まり、
AE指数の変化も小さくなっていますが、
この後はどの様に推移するでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールは見られません。
高速の太陽風はどこまで続くでしょうか。




3288黒点群の周辺で発生した爆発現象。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の下寄りに広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。