宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:09)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/28 09:46 C6.6
08:01 C2.4
04:15 C2.5
01:05 C1.7
4/27 20:10 M1.8
11:30 C2.5
09:43 C3.0
09:01 C2.7
4/26 23:12 C2.5

黒点  4/28 (NOAA)
磁場 フレア
3285 5 β C7
3286 3 β ---
3288 29 βγδ M2
3289 5 β C3
3290 3 β ---
3291 20 β ---
3292 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:03 585 -1.9
-2 h 566 -1.3
-4 h 570 -1.3
-6 h 590 -1.7
-8 h 594 +0.2
-10 h 593 +1.4
-12 h 596 -2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
4/28 0.3 1x10^4
4/27 0.4 2x10^4
4/26 0.4 5x10^3
4/25 0.3 1x10^3
4/24 26.2 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/23 13:18 太陽風は低速になっています。CMEによる太陽風の乱れが明日到来する可能性があります。
2023/ 4/24 13:07 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速で、磁場が強く南向きに変化し、磁気圏の活動も激しくなっています。
2023/ 4/25 13:39 太陽風は高速ですが、磁場の強まりは終わり、磁気圏も穏やかになっています。
2023/ 4/26 16:15 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2023/ 4/27 12:28 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2023/ 4/28 14:09 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風のデータは、DSCOVR衛星の値が不安定になっているため、
ACE衛星の図を掲載します。

速度は600km/秒に高まっていて、高速の状態が続いています。
磁場強度は7nTからゆっくり5nTに下がっていて、
こちらは平均的な状態です。
コロナホールの影響が続いている様です。

磁場の南北成分は、南北両方に振れています。
磁気圏は活動的な状態が続いていて、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が連続しています。

SDO衛星AIA193では、
赤道域のコロナホールは西側にだいぶ進み、
この後は影響が次第に弱くなりそうです。
一方、北半球側のコロナホールが太陽の中心線に達しています。
こちらの影響はどの程度になるでしょうか。


太陽は、昨日の昼、27日11時(世界時27日2時)頃に、
北東側(左上)でフィラメント噴出が発生していました。
SDO衛星AIA 304、193の動画を掲載します。

昨日のニュースの頃に現象が始まっていて、
CME(コロナ質量放出)の広がりに注目していたのですが、
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の左上に向かってガスが大きく広がっています。

地球に対しては横向きに近い噴出ですが、
弱い影響がやって来るかもしれません。

フレアは、中心部南側(下側)の3288黒点群で、
M1.8の中規模フレア、
隣の3285群でC6.6の小規模フレアが発生しています。
活動は続くでしょうか。



北東側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上に向かって広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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