宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/28 14:09 更新 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風のデータは、DSCOVR衛星の値が不安定になっているため、 ACE衛星の図を掲載します。 速度は600km/秒に高まっていて、高速の状態が続いています。 磁場強度は7nTからゆっくり5nTに下がっていて、 こちらは平均的な状態です。 コロナホールの影響が続いている様です。 磁場の南北成分は、南北両方に振れています。 磁気圏は活動的な状態が続いていて、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が連続しています。 SDO衛星AIA193では、 赤道域のコロナホールは西側にだいぶ進み、 この後は影響が次第に弱くなりそうです。 一方、北半球側のコロナホールが太陽の中心線に達しています。 こちらの影響はどの程度になるでしょうか。 太陽は、昨日の昼、27日11時(世界時27日2時)頃に、 北東側(左上)でフィラメント噴出が発生していました。 SDO衛星AIA 304、193の動画を掲載します。 昨日のニュースの頃に現象が始まっていて、 CME(コロナ質量放出)の広がりに注目していたのですが、 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の左上に向かってガスが大きく広がっています。 地球に対しては横向きに近い噴出ですが、 弱い影響がやって来るかもしれません。 フレアは、中心部南側(下側)の3288黒点群で、 M1.8の中規模フレア、 隣の3285群でC6.6の小規模フレアが発生しています。 活動は続くでしょうか。 (c) SDO衛星AIA304、193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の左上に向かって広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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