宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/26 --- ---
4/25 --- ---
4/24 22:00 C2.8
20:07 C2.2

黒点  4/26 (NOAA)
磁場 フレア
3284 1 α ---
3285 5 β C2
3287 1 α ---
3288 4 β C2
3289 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:03 519 +0.2
-2 h 529 -0.4
-4 h 539 -1.4
-6 h 529 -2.3
-8 h 522 -2.3
-10 h 522 -0.7
-12 h 544 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 -23 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -34 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^2
4/26 0.4 1x10^3
4/25 0.3 1x10^3
4/24 26.2 4x10^2
4/23 2.6 4x10^2
4/22 1.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/21 13:31 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/22 12:31 M1.7の中規模フレアが発生しました。ハロー型のCMEが発生しています。
2023/ 4/23 13:18 太陽風は低速になっています。CMEによる太陽風の乱れが明日到来する可能性があります。
2023/ 4/24 13:07 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。太陽風は高速で、磁場が強く南向きに変化し、磁気圏の活動も激しくなっています。
2023/ 4/25 13:39 太陽風は高速ですが、磁場の強まりは終わり、磁気圏も穏やかになっています。
最新のニュース

2023/ 4/26 16:15 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。

担当 篠原

太陽風は、520km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。
コロナホールの影響が続いている様です。

磁場の南北成分は、
グラフの途中から弱い南寄りになっています。
太陽風の速度が高まっていることもあり、
磁気圏の活動はやや強まっていて、
AE指数は500nT前後の中規模の変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
南西(右下)のコロナホールは西の端に達していますが、
続いて中心部のコロナホールが西側に進んでいます。
この後、この領域の影響に切り替わりそうですが、
どの程度の太陽風がやって来るでしょうか。


太陽は、今朝、26日4時(世界時25日19時)頃に、
南西側(右下)でフィラメント噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
淡くて見にくいですが、
薄暗いコロナの筋が下に向かって噴き上がっています。

この噴出により、弱いCME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の下に向かってガスが淡く広がっています。
地球に対しては斜めの噴出ですが、
3日後くらいに太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。

X線グラフは、変化が少なくなっていて、
フレアは特に発生していません。



南西側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の下に向かって淡いCMEが広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。