宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/26 16:15 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風は、520km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 コロナホールの影響が続いている様です。 磁場の南北成分は、 グラフの途中から弱い南寄りになっています。 太陽風の速度が高まっていることもあり、 磁気圏の活動はやや強まっていて、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 南西(右下)のコロナホールは西の端に達していますが、 続いて中心部のコロナホールが西側に進んでいます。 この後、この領域の影響に切り替わりそうですが、 どの程度の太陽風がやって来るでしょうか。 太陽は、今朝、26日4時(世界時25日19時)頃に、 南西側(右下)でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 淡くて見にくいですが、 薄暗いコロナの筋が下に向かって噴き上がっています。 この噴出により、弱いCME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の下に向かってガスが淡く広がっています。 地球に対しては斜めの噴出ですが、 3日後くらいに太陽風磁場の強まりがやって来るかもしれません。 X線グラフは、変化が少なくなっていて、 フレアは特に発生していません。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下に向かって淡いCMEが広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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