宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/ 4/23 13:18 更新 太陽風は低速になっています。CMEによる太陽風の乱れが明日到来する可能性があります。 担当 篠原 昨日の未明に発生したCME(コロナ質量放出)による 太陽風の乱れの到来は、 24日15時(世界時24日6時)頃になる可能性があると NOAA/SWPCが予報を発表しています。 この場合、乱れは2日半で 地球までやって来ることになります。 明日の午後以降は太陽風の変化に注目してください。 現在の太陽風は、速度が350〜370km/秒に下がり、 低速になっています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの後半から南寄りになっていて、 AE指数は小規模の変化が見られる様になっています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは西側に進んでいます。 緯度が高めですが、 どのくらいの影響がやって来るでしょうか。 太陽は、C2の小さい小規模フレアが2回発生した程度で、 穏やかな状態になっています。 M1.7の中規模フレアを起こした3283黒点群も、 C2.0が1回だけと落ち着いた状態です。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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