宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C3.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/21 07:27 C2.3
01:07 C3.3
4/20 21:17 C2.3
19:48 C2.4
18:18 C3.6
16:37 C2.6
10:13 C2.2
08:33 C2.6
00:24 C2.7
4/19 17:14 C3.9
13:24 C2.3
07:46 C2.9
03:00 C3.2
00:22 C4.8

黒点  4/21 (NOAA)
磁場 フレア
3276 1 α ---
3279 1 α ---
3281 6 β C4
3282 23 β C3
3283 4 β C3
3284 2 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 374 +3.1
-2 h 373 +0.1
-4 h 372 +2.1
-6 h 377 +3.0
-8 h 384 +3.9
-10 h 379 +5.7
-12 h 380 +6.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 24 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
4/21 0.4 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 2x10^2
4/18 0.4 3x10^2
4/17 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/16 14:37 フィラメント噴出とCMEが発生しています。オーロラとFalcon 9の渦巻きをどうぞ。
2023/ 4/17 14:17 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。オーロラとFalcon 9の渦巻きの続きをどうぞ。
2023/ 4/18 14:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/19 16:31 太陽風の急な強まりが到来しました。速度は高速になっています。
2023/ 4/20 13:51 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が活発になりました。
最新のニュース

2023/ 4/21 13:31 更新
太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、420km/秒から370km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、10nTから6nTへ下がって、
平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、北寄りの状態が続いています。
磁気圏はとても穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
中心部の南半球側にコロナホールが見えています。
明後日くらいから太陽風に影響が見られるかもしれません。


太陽では、深夜、21日0時(世界時20日15時)頃に、
北の端(上端)でプロミネンス噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
巨大なコロナの柱が噴き上がっています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)が太陽の上に向かって飛び出しています。
地球への影響はないでしょう。

フレアは、南西(右下)の3281黒点群で
C2〜3の小規模フレアが数回発生しています。

また、南東の端(左下)に新しく現れた黒点でも、
C3.3の小規模フレアが発生しています。



太陽の北の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の上に向かって飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。