宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、M1.7の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 10:35 C4.8
07:15 C4.0
02:30 M1.7
4/21 07:27 C2.3
01:07 C3.3
4/20 21:17 C2.3
19:48 C2.4
18:18 C3.6
16:37 C2.6
10:13 C2.2
08:33 C2.6
00:24 C2.7

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
3275 2 β ---
3279 1 α C5
3281 7 β C4
3282 19 βγ C3
3283 10 β M2
3284 1 α C2
3285 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 399 -1.9
-2 h 392 -2.2
-4 h 384 -4.1
-6 h 386 -4.7
-8 h 405 -5.1
-10 h 396 -4.1
-12 h 394 -5.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^1
4/22 0.5 2x10^2
4/21 0.4 1x10^2
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 2x10^2
4/18 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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2023/ 4/17 14:17 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。オーロラとFalcon 9の渦巻きの続きをどうぞ。
2023/ 4/18 14:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/19 16:31 太陽風の急な強まりが到来しました。速度は高速になっています。
2023/ 4/20 13:51 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が活発になりました。
2023/ 4/21 13:31 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 4/22 12:31 更新
M1.7の中規模フレアが発生しました。ハロー型のCMEが発生しています。

担当 篠原

今日未明、22日2時半(世界時21日17時半)に、
太陽の中心部南西側(右下)の3283黒点群で
M1.7の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

Mフレアの発生は1週間ぶりで、
世界時14日のM1.5以来です。

X線グラフを見ると、
強度の高まりが長い時間続くタイプのフレアです。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽を丸く囲むように広がるハロー型の
きれいなCME(コロナ質量放出)が飛び出しています。

地球直撃間違いなしという見え方ですが、
太陽風の乱れの到来まで3日くらいと考えると、
24日の夜から25日の午前中くらいでしょうか。
フレアの規模がM1台なので、
太陽風の乱れも特に大きいということはなさそうですが、
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
中心部の南半球側にコロナホールが広がっています。
ここからの高速太陽風に重なる形で乱れがやって来ると、
より強まった形で擾乱が到来するかもしれません。
注目して下さい。


太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤から南寄りに傾向が変わっています。
このため、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数はグラフの途中から500〜700nTの
中規模の変化が続く様になっています。



3283黒点群で発生したM1.7の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが発生しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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