宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/18 14:01 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 350km/秒と低速の状態からゆっくりと上がり、 現在は430km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、8nTとやや強まった状態です。 SDO衛星AIA193で3日前頃に見えていた、 淡いコロナホールの影響が来ているのでしょうか。 磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 今日のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南東の端近く(左下)にコロナホールの薄暗い領域が見えています。 緯度が高めですが、 4〜5日後くらいに影響がやって来るかもしれません。 太陽は、南東の3283黒点群で、 C7.0、C6.9の小規模フレアが発生しています。 また、17日14時(世界時17日5時)頃に、 中心部の北側(上側)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 ダークフィラメントの薄暗い筋が 右上に向かって飛び出す様子が見えています。 また、17日21時(世界時17日12時)頃には、 中心部東側(左側)で爆発現象が発生した様で、 SDO衛星AIA193では、コロナが激しく動く様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では CME(コロナ質量放出)は特に見えていませんが、 中心付近で発生しているので、 3日後くらいに太陽風磁場の強まりなどが やって来るかもしれません。 その時に、磁場が南向きに強まると、 磁気圏の活動も活発になる可能性があります。 (c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の中心部東側で発生した爆発現象。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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