宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:51)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/20 10:13 C2.2
08:33 C2.6
00:24 C2.7
4/19 17:14 C3.9
13:24 C2.3
07:46 C2.9
03:00 C3.2
00:22 C4.8
4/18 23:27 C2.4
14:26 C2.4

黒点  4/20 (NOAA)
磁場 フレア
3272 2 α C4
3276 7 α ---
3279 7 β ---
3281 10 β ---
3282 11 β C3
3283 3 β C3
3284 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:44 428 +9.5
-2 h 418 +8.7
-4 h 420 +5.9
-6 h 439 +3.7
-8 h 465 +2.3
-10 h 482 +2.5
-12 h 452 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 18 -/ -
-2 h 15 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
4/20 0.4 2x10^2
4/19 0.3 2x10^2
4/18 0.4 3x10^2
4/17 0.3 2x10^2
4/16 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/15 13:17 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速になっています。
2023/ 4/16 14:37 フィラメント噴出とCMEが発生しています。オーロラとFalcon 9の渦巻きをどうぞ。
2023/ 4/17 14:17 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。オーロラとFalcon 9の渦巻きの続きをどうぞ。
2023/ 4/18 14:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/19 16:31 太陽風の急な強まりが到来しました。速度は高速になっています。
最新のニュース

2023/ 4/20 13:51 更新
太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が活発になりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜には500km/秒台を割り、
現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。
一方、磁場強度は、
7nTから12nTへゆっくり強まっています。

南北成分を見ると、昨夕、19日17時(世界時19日8時)頃に、
急に南向きに強まる変化が発生し、
-5〜 -8nT程度の南向きが6時間ほど続きました。
その後北向きに切り替わり、
現在は北向きに10nTまで強まっています。

磁場の変化の様子から、
CME(コロナ質量放出)の影響がやって来た様です。
16日のニュースでお知らせした
16日朝の噴出に関係するのかもしれません。
この場合、発生から到来まで3日半となり、
良さそうなタイミングです。

磁気圏は、磁場が南向きに強まった頃に活動的になり、
AE指数は、500〜1200nTの中・大規模の変化が
6時間ほど発生しています。
その後は、磁場が北向きになったので変化がなくなり、
現在の磁気圏は穏やかです。

この後、磁場の強まりは次第に低下に向かうと思います。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球の緯度が高めの領域にコロナホールが見えています。
3日後くらいにこの領域の影響がやって来るかもしれません。


太陽は、中心部北西側(右上)の
3282黒点群の活動が少し強まって、
C2〜3の小規模フレアが数回発生しています。

全体としては比較的穏やかな状態です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。