宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:31)
今日、C4.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/19 13:24 C2.3
07:46 C2.9
03:00 C3.2
00:22 C4.8
4/18 23:27 C2.4
14:26 C2.4
4/17 23:19 C6.9
17:32 C2.3
15:24 C7.0
13:09 C4.1
04:46 C3.7
02:31 C9.0

黒点  4/19 (NOAA)
磁場 フレア
3272 2 α C2
3275 1 α ---
3276 3 α ---
3279 14 β C2
3281 16 β C7
3282 16 β C7
3283 5 β C3
3284 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:25 524 +3.5
-2 h 526 +2.8
-4 h 538 +2.4
-6 h 563 +1.8
-8 h 549 +1.2
-10 h 603 -0.6
-12 h 538 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 27 -/ -
-2 h 22 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 23 -/ -
-12 h 38 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
4/19 0.3 2x10^2
4/18 0.4 3x10^2
4/17 0.3 2x10^2
4/16 0.4 2x10^2
4/15 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/14 13:58 太陽風はやや低速になっています。黒点が次第に増えています。
2023/ 4/15 13:17 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速になっています。
2023/ 4/16 14:37 フィラメント噴出とCMEが発生しています。オーロラとFalcon 9の渦巻きをどうぞ。
2023/ 4/17 14:17 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。オーロラとFalcon 9の渦巻きの続きをどうぞ。
2023/ 4/18 14:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 4/19 16:31 更新
太陽風の急な強まりが到来しました。速度は高速になっています。

担当 篠原

昨夜、18日22時19分(世界時18日13時19分)に、
DSCOVR衛星で太陽風の急な強まりが観測されています。
速度は450km/秒から490km/秒、
磁場強度は、7nTから14nTという変化でしたが、
その後、どちらも更に上昇して、
昨夜遅くに磁場強度は18nTへ、
今朝早くに速度は600km/秒へ達しています。

その後はどちらも下がって、
磁場強度は6nTと平均的な強さに戻り、
速度は520km/秒と高速の状態が続いています。

初めに急な強まりが発生しているので、
16日の記事でお知らせしたCME(コロナ質量放出)の乱れが
到来したのかもしれません。
その後、速度がかなり高まっていますが、
こちらはコロナホールと関係しているのかもしれません。

磁場の南北成分は、一時的に南向きになった以外は、
全体的に北寄りになっています。
このため磁気圏の活動は比較的穏やかで、
AE指数は小規模の変化が発生した程度になっています。


太陽は、西の端に沈んだ3280黒点群と、
その南の3272黒点群で、
C1〜4の小規模フレアが度々発生しています。

この後、3272群も沈むと、
太陽は穏やかになるかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。