宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/19 16:31 更新 太陽風の急な強まりが到来しました。速度は高速になっています。 担当 篠原 昨夜、18日22時19分(世界時18日13時19分)に、 DSCOVR衛星で太陽風の急な強まりが観測されています。 速度は450km/秒から490km/秒、 磁場強度は、7nTから14nTという変化でしたが、 その後、どちらも更に上昇して、 昨夜遅くに磁場強度は18nTへ、 今朝早くに速度は600km/秒へ達しています。 その後はどちらも下がって、 磁場強度は6nTと平均的な強さに戻り、 速度は520km/秒と高速の状態が続いています。 初めに急な強まりが発生しているので、 16日の記事でお知らせしたCME(コロナ質量放出)の乱れが 到来したのかもしれません。 その後、速度がかなり高まっていますが、 こちらはコロナホールと関係しているのかもしれません。 磁場の南北成分は、一時的に南向きになった以外は、 全体的に北寄りになっています。 このため磁気圏の活動は比較的穏やかで、 AE指数は小規模の変化が発生した程度になっています。 太陽は、西の端に沈んだ3280黒点群と、 その南の3272黒点群で、 C1〜4の小規模フレアが度々発生しています。 この後、3272群も沈むと、 太陽は穏やかになるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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